| 「一辺一国」の根本理念とは何か 陳水扁総統が民進党常務委員会で明確に提示 |
| 陳水扁/台湾国総統 |
陳水扁・民進党主席は八月六日、党中央常務委員会を主宰し、「外部の人が八月三日の談話を「一辺一国」(それぞれ一つの国)論として簡略化してしまっているが、こうした短絡的な解釈は誤解を招きやすいものだ」と語った。 また、陳主席は「さらに適切な言葉を使えば『主権対等論』である」と語った。さらに陳主席は党員に対して、「野党の批判を国のために耐え忍び、積極的に政党の和解と合作を求め、一致して対外問題に当たろう」と呼びかけた。陳水扁・民進党主席の示した五点の全文は以下の通りである。 一、昨日、蔡英文・行政院大陸委員会主任委員は、私の八月三日の談話について、非常に詳しく且つ的確に説明した。同志各位も私の意思を体得してくれたものと確信する。同時に、外部の人が言外の意を拡大解釈しないよう望む。ある人は、私の3点の談話内容を「一辺一国論」と簡単にかたづけてしまっているが、こうした解釈はあまりにも短絡的で誤解を招く恐れがある。もし、本当にもっと適切な名称を使うとすれば「主権対等論」というのがこれらの主旨に最も合致していると思う。なぜなら台湾は一つの主権独立国であり、国名を「中華民国」といい、それは他国の一部分ではなく、地方政府でもなく、まして他国の「特別行政区」になることなどできないからである。この点を曖昧にしておくことはできず、明確にしなければならない。 二、台湾は過去百年の歴史において、植民地統治と権威主義体制を経てきたが、台湾人民は一貫して堅忍不抜の精神をもって、ついにわれわれの自己の道を歩むところとなった。これが私の言った民主・自由・人権・平和の道である。対外的には厳しい環境に直面しているが、われわれはいささかも恐れることなく、敢然と進んで行かねばならない。民進党は国家の尊厳を堅持し、国民の利益を擁護する。この点は断じて萎縮せず、また妥協もしない。もし、われわれが自己の台湾の道を堅持することができなかったなら、不満を持ったまま妥協し、自らを矮小化し、他人の道を歩み、結局はすべてを失うことになろう。 三、中国は台湾に対する軍事的威嚇と国際社会での圧迫を絶え間なく進めているが、そこにいかなる正当な理由もない。以前の「文攻武嚇」は現在ではいっそう強化され、「文攻武備」さらには「文攻武迫」となり、台湾人民の感情を傷つけ、両岸関係をますます疎遠にさせるばかりである。北京当局が武力行使の放棄を声明しない限り、いかなる理由をつけともそれは台湾を併呑する言い訳になり、われわれは決して受け入れることはできない。 四、最近野党のわれわれへの攻撃は熾烈となっているが、私は民進党の同志に以下のことを呼びかけたい。海峡対岸からの脅威に直面しているなか、われわれは台湾の立場を堅持しなければならないが、国内の異なる意見に対しては虚心に包容力を持ち、誠意をもって意思を通じ合わなければならない。台湾は内部団結が必要なのであり、足並みを乱すことはできないのである。 |
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