| 台湾を愛する宋重陽ご夫妻に捧げる |
| 李勝雄/台湾独立建国聯盟秘書長・弁護士 2002年7月16日 原載 台湾青年 第500号 停刊記念号 2002年6月5日発行 |
日本で四十二年間も発行され続けてきた『台湾青年』が、五百号で停刊する事になった。このような政治運動の刊行物が、四十二年間も発行され続けてきたのは、台湾はもちろん、世界でも例を見ないのではなかろうか。『台湾青年』が任務を遂行して停刊に至った事を嬉しく思う。 日本語が不得手で、『台湾青年』はたまに拾い読みしていただけの私に、『台湾青年』について評論を書く資格はない。そんな私に、編集長の宋重陽(宗像隆幸)さんは、停刊記念号に何か書けと言ってきた。 宋さんと会った時は、よくお酒を飲んだ。片言しか日本語の出来ない私は、酔わないと日本語を話す勇気が出て来なかったので、自分でもよく飲み、宋さんにもうんと飲ませた。彼に飲ませ過ぎた仕返しに、私に文章を書けと言ったのかもしれない。 そんな私だから、『台湾青年』について書く事は出来ないが、『台湾青年』の外伝として、長年付き合ってきた宋さんと奥さんについての思い出話なら、喜こんで書かせていただく。 十年前まで、台湾独立建国聯盟の幹部達は、日本人の宋さんも含めて、皆ブラックリストに載せられていたので、台湾へは入れなかった。それで私は、彼らに会うために、しばしば日本へ行った。宋さんご夫婦に会って、とても可愛い奥さんと宋さんが、二人とも非常に素朴な楽天家で、日本人でありながら、台湾に対する愛情は台湾人以上に深い事を知った。特に宋さんは、台湾独立建国聯盟の一員として、青春時代から人生の殆どを、台湾独立建国運動に捧げてきた。宋さんが蒋政権の軟禁下にあった彭明敏先生の台湾脱出を助けたことは、今では広く台湾で知られており、称讃されている。 『台湾青年』が段階的な歴史的任務を終えようとしている今、私は宋さんご夫婦に、最高の敬意と感謝の意を表したいと思う。主がお二人に永遠の恩福を賜わるように祈る。 (中文より謝佳玲訳) |
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