トップぺージ
『台湾青年』の一冊一冊は美しい史書・詩篇と化すであろう
陳唐山/立法委員・前台南県長・地球物理学博士  2002年7月29日

原載 台湾青年 第500号 停刊記念号 2002年6月5日発行


一九六四年、米オクラホマ州の小さな自分の部屋で、濃厚な郷愁に包まれながら、初めて『台湾青年』を読んだ時、私は強烈に震撼させられた。もともと台湾統治当局に対して疑念を抱いていたが、わずかに残っていた当局への希望も木端微塵に砕かれたのである。そして、知識人としての台湾に対する責任感の覚醒が、唐山を毅然として台湾独立運動に投入させた。以来二十九年間、台湾統治当局のブラックリストに登録される身となったが、それを悔いたことは一度もない。当時、アメリカ大陸に留学した多数の台湾青年が、私と同じように『台湾青年』に啓発されて、次々と台湾独立運動に参入し、波瀾万丈の台湾建国運動を絶え間なく推進する事になったのだ。

『台湾青年』は、その段階的な任務を遂行して停刊することになったが、これほど台湾独立運動に強力な影響力を及ぼした刊行物は他にない。『台湾青年』は、微力な草の根の力を結集して、強大な権威主義体制に対抗させる事に成功した希有な実例と言えよう。

海外にいても、国民党特務が台湾人の間に滲透して脅迫し、分裂工作や買収工作を行った国民党独裁時代から、『台湾青年』は四十二年間も台湾人意識を宣揚結集させる中核的な役割を果たしてきた。こうして海外から、精神的物的支援が絶え間なく台湾に注ぎ込まれた結果、台湾の万年国会は解散に追い込まれて国会の総選挙が行われ、さらには国民による総統直接選挙も実現し、台湾人はやっと台湾の主人公になる事が出来た。

停刊となった後も『台湾青年』は、決して歴史の片隅に忘れ去られる事はなく、台湾の独立建国が完成した暁には、その一冊一冊が美しい史書・詩篇と化すであろう。

『台湾青年』によって、台湾民主化の炎が燎原に点じられて以来、台湾独立の思想は暗闇の一角から燃え広がり、今や台湾の主流的価値観となった。このような刊行物を四十二年間、五百号も続けて刊行する事は、超人的な意志力がなければ出来ない事である。

全台湾人と共に唐山は、『台湾青年』の刊行に尽力してきた先輩達に、最大の敬意を表したいと思う。台湾独立建国の完全な成功に、天佑のあらむ事を!!

中文より謝佳玲訳


台湾独立建国聯盟ウェブサイト /WUFI Web-site
World United Formosans for Independence

ご意見はwufidata@wufi.org.twあてにお送りください。
そのばあい〔言論広場〕に転載します。
お手紙を掲載されたくないばあいは、その旨を明記してください。
あなた様のご光臨とご支持に感謝します。