日本国田中外相失言に対する抗議声明 2001/12/27
台湾独立建国聯盟日本国 外務省 田中真紀子外相 殿 2001年12月27日 閣下が12月23日日経新聞のインタビューで「中国と台湾は同一民族だから将来香港みたいに収れんされると思う」と、又、25日の記者会見で「台湾も香港のようになると宜しいと思う」等の発言は我々台湾人の人権と尊厳を損ねるばかりでなく台湾の国格に対する侮辱でもあり、ここに断固たる抗議をします。 同じくない民族が一つ国を形成するのは米国、スイス、シンガポールにみられる通りであり、他方、同じ民族が多数の国家に分かれているのは、英国、オーストラリア、ニュージーランド、アラブ諸国、スペイン、アルゼンチン等にみられる通りであります。台湾に在住している2,300万の人々は大部分が台湾人であり、自称中国人は50余年前に中国大陸より渡台した少数に過ぎません。四百年来台湾に住み着いた人々は欧米、日本及び中国の文化を部分的に吸収かつ融合し、新たに多元的台湾文化を築き、すでに台湾人特有の台湾文化を形成し、中国人の中国文化とは異なっています。台湾人は台湾人であって中国人ではありません。ちょうど貴国が一千年前唐朝文化を吸収し日本の茶道や文字をつくり日本人独特の文化を築き上げたのと同様です。日本人も決して中国人ではなく又中国と合併する意思はないと思います。台湾人は台湾の土地と共存共栄し、台湾人のアイデンティティーは台湾と言う国にあり、決して中華人民共和国ではありません。 香港の歴史文化背景は台湾と異なり、又、国際的地位も台湾とは同じくありません。香港人が中国に併合されたのは、彼等の意向によるものであって、我々台湾人がとやかく言う問題ではありません。台湾は中国による併合を拒絶致します。台湾の前途は台湾人民のみ決定権があるのです。 閣下は台湾人ではなく且つ台湾の外務大臣でもありません。つまり閣下は第三国の外相として上記の様な発言をされるのは至極不当なものでもあります。我々はここに於て貴殿に対し、前記発言に関して強烈なる抗議をするとともに、台湾人に対する謝罪を要求します。
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